岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
ポンヌフ広場
イエナ通り、女性の権利省

【近況】

4月10日〜16日
   パリ・アンデパンダン展出品
4月26日〜5月4日
   カンシー・スー・セナール市展出品
6月27日〜29日
   パリ・オアシル展ル・サロン部出品
6月26日〜7月6日
   茨城・五浦岡倉天心記念美術館パリSNBA展出品
- - - - - -
≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売
 
2008年4月8日

「桜満開のパリ・四月」

 桜ん坊をキロで買って食べる国、だから花も多いのです。
 パリの外国人記者会で、経済、財政、雇用大臣の記者会見を開くと言うので出掛ける。1956年1月1日生まれ、52才、もとシンクロナイズドスイミングの選手で、アメリカで弁護士、2005年から貿易大臣、2007年5月農水大臣、一ヶ月ですぐ内閣改造、6月フランス初めて、女性でこの重職に就任。日本語に直せば大蔵、通産、労働大臣を一人の女性でとなる。絵描きが本業の野次馬記者としても、特に外国人記者のための1時間、こんなチャンスを逃すことはない。
 すらりとした細身の背の高い女性である。テキパキと手際よく答えてくれる。「自分がなって、この9ヶ月で失業率が7.5%にまで下がった。これは1983年以来初めてのことである。328000の雇用を作り、321000の新企業を中小企業だが誕生させた。この3点だけは、気に留めて欲しい。」明瞭である。各国記者の考えることは、ユーロ高、その上に近年のフランス生活物価上昇で苦しんでいるから、関連質問が多い。G7の経済関係大臣の集まりで、近く日本にも行くらしいが、各国銀行総裁も集まる国名の中に、日銀総裁も聞き取れるのだが、その頃どうなっているのだろうか。

  NEXT

page1/3

 
赤木曠児郎氏 略歴
TOPへ