岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
ポンヌフ広場
枯れ木のある風景

【近況】

2月13日〜23日
   パリ日本文化会館・NAC在仏日本人会 アーチストクラブ設立25周年記念展出品
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≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売
 
2008年1月8日

「新しい年」

 住まいの近くを丹念に描いている。パスツール研究所の本館があって、1888年オープンだから、今年で開館120周年である。夏の間は庭木があって、道路から建物が隠れるので、枯れ木の季節を待って始めたら、クレーンが入って庭の一部に地盤工事が始まってしまった。ここも場所が不足で、物置のバラックを建てるらしい。そうなると、一部は隠れてしまうので、競争である。魂をつめて通って、年末も年始も無く、午前午後と通って、色まで付けて終わったら、もう新年も過ぎている。これから頂いているお年賀のお礼状に取り掛かる、お詫びである。35年間、親子二代使っていたシルクスクリーンのアトリエ工房が、店を閉めて隠退、今年はリトグラフで年賀カードを制作することになった。

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赤木曠児郎氏 略歴
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