フロール館(ルーブル美術館)
フロール館(ルーブル美術館)
 

「シャンゼリゼ界隈で」

 日曜日、昼遅くトリイ・ユキさんのパリコレを、ルーブル美術館地下会場で見て、もう時間外なので近くの日本人街で、簡単にラー メンでもと思った。4・5軒集まっているのに、どこもフランス人の若者の行列が道路上まで続いていて、それまでしなくてもと思ってやめたが、午後3時近い時間である。夜7時ごろまた同じ場所を通ったが、同じように行列である。つまり、昔は中華料理店がパリ中に沢山あったが過当競争で、寿司、焼き鳥店に転向、それも上手く行かなくてインドカレーや韓国レストランに転向が、今頃とくに目立つ。寿司は流行とは言っても、信用のおける店は値段がはるから、外国人の若者がボリュームとカロリーのあるラーメンに、新しく目をつけ始めているのがはっきり分かる。マクドも安くないし、アラブ人労働者の焼肉サンドウィッチもイメージ的にいま一つ、日本文化のうどん、ラーメン屋が、パリの若者の集まる各地区に有望で、これから増えそうである。

2007年10月8日 赤木 曠児郎  
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