ダビウー通りの館(2)
 

「新年のパリ」

 年越しを思い出になる場所でと旅行する人も多く、深夜シャンゼリーゼには44万人、エッフェル塔の下には4万人の人出だったという。普通のフランス人は、知人の家でのパーティとか、田舎のセカンドハウスで静かにテレビでも見ているようで、昔は「レベイヨン」と言ってハッピー・ニューイヤー用特別メニューでレストランなども書き入れ時だったものだが、近年は知り合いのレストランなども、クリスマスから新年まで休んで閉めて、休養だそうである。危なそうな時期は用心して、人々の暮らし方もかわったのだ。
 若者や旅行者が殆どとはいえ、年越しの日は特定の盛り場には人出はあるので、フランスの警戒体制側は大変で、2万5千人の警官や憲兵が特別動員され警戒にあたった。近年は路上駐車している車に火をつけて燃やすのが、特に年越しの夜に集中する。社会への鬱憤アジテーション目的、流行で10才前後の子供たちまでがやるらしいとか、警戒を厳重にして昨年より少し減ったとはいえ、今年も400台が全土で焼かれ、アルザス地方で目立っている。昨年はパリ郊外で移民層若者の暴動もあったから厳重に警戒し、今年はあまり大事故もなく終わって、ホッと発表されたところである。

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