岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
七月十四日の花火

【近況】

9月13日〜19日
 大丸京都店美術画廊
 近作展
 16日15時 本人ギャラリー・トーク
- - - - - -
≪既刊≫

『パリ画集・21世紀始まりのころのパリ』
マリア書房刊
ISBN4-89511-347-7
6,500円+税
この8年くらいかけて描いた、約100点の最新作素描原画を収めています。

「新書版・私のファッション屋時代」

900円+送料
講談社エディトリアル・株式会社第一出版センター(担当・大崎さん)
TEL(03)5319-4150
FAX(03)3944-5241
または、展覧会場でのみ発売
 
2006年7月15日

「日本・パリ往復」

 6月末から日本に行き、十日ばかりを関西方面で過ごして、またパリに帰ってきた。
 子供の学校が夏休みに入っているので、もう多くの知人はバカンス中である。7月14日はフランス革命記念日、日本ではパリ祭などと呼ばれて、シャンソン歌手の一年の稼ぎ場みたいな日であり、こちらでは大統領の主催するシャンゼリゼ大通りの軍隊パレード、大統領官邸でのガーデンパーティ、夜はエッフェル塔前での花火、各地区の消防署前庭での前夜祭ダンスパーティとあるのだが、もう多くのパリジャンは地方や田舎の空気に触れるため、今頃までパリに居残っているのは恥だとばかりに、出掛けてしまっている。

  NEXT

page1/3

 
赤木曠児郎氏 略歴
TOPへ