岡山市出身でフランスのパリを拠点に活躍する画家、赤木曠児郎さんから月に1回程度「パリ通信」を送っていただいています。
シャロンヌ大通りのカッフェ

 
 

「八月、みんながバカンス」

 東京の個展のため出かけて、二週間ほど留守にしていたのだった。帰って来たパリは、バカンスのシーズンで、旅行者の人たちが観光名所の表通りにガヤガヤ集まっているくらいで、後はまったくガランとして静かなパリ。市内は車もとても少なくて、思うところにサッと走れるし、平常と比べると嘘のよう、その代わり普通のお店やさんは、「夏休み」と書いてみんな店を閉めている。


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赤木 曠児郎 (2001年8月16日)
赤木曠児郎氏 略歴
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