RSKテレビ放送60年 特別シンポジウム「ハンセン病療養所 世界遺産にむけて」

日時:2017年6月16日(金)
13:00~16:30
場所: 岡山市民文化ホール
(岡山市中区小橋町1-1-30)

国のハンセン病療養所が3つある岡山・香川。日本で最初の国立療養所として長島愛生園が作られたのが昭和5年。
それから90年になろうとしています。
全国から長島に、そして大島に強制隔離された人たちは、長きにわたって、いわれのない差別・偏見にさらされてきました。
国の誤った政策は、日本人の心のどこに潜んでいたのでしょうか。
同じような悲劇を繰り返さないためにも、語り継ぐべきことがあります。
回復者の生きた証をと、世界遺産登録を目指している瀬戸内3園。シンポジウムでは、強制隔離政策を主導した国や差別・偏見を助長した社会、メディアの責任を検証。歴史を保存する上で欠かせない「世界の中の日本」という視点も交えます。
また、療養所で生まれた文芸作品の朗読やRSKが35年にわたって記録してきた映像を通して、私たち1人1人に何ができるのかを考えます。

第1部

  • ●基調講演「メディアは、確かに伝えたのか」

    山陽放送 代表取締役社長 原  憲一

  • ●特別講演「世界のハンセン病の現状」

    日本財団 会長、WHO ハンセン病制圧大使
    笹川 陽平

  • ●朗読「隔絶の中の叫び~回復者の文学作品から」

    俳優 竹下 景子

第2部 パネルディスカッション「今 語り継ぐべきもの」

パネリスト

  • 長島愛生園 入所者自治会会長
    中尾 伸治
  • 邑久光明園 入所者自治会会長
    屋  猛司
  • 大島青松園 入所者自治会会長
    森  和男
  • 俳優 竹下 景子
  • 山陽新聞記者 阿部 光希
  • 山陽放送記者 山下 晴海

コーディネーター

  • 山陽放送 米澤 秀敏

※内容は変更になる場合があります。

特別講演

笹川 陽平さん

笹川 陽平

1939年1月8日東京生まれ。明治大学政治経済学部卒。現在、日本財団会長、ミャンマー国民和解担当日本政府代表、WHOハンセン病制圧大使、ハンセン病人権啓発大使(日本政府)などを務める。40年以上にわたるハンセン病との闘いにおいては、公衆衛生上の問題としての病気の制圧だけではなく、人権問題にも目を向け、差別撤廃、尊厳回復そして回復者の自立支援のための活動に力を注いでいる。国際ガンジー賞(2007)、国際法曹協会・法の支配賞(2014)、WHOゴールドメダル(2017)、国際看護師協会・保健人権大賞(2017)など多数受賞。著書に『不可能を可能に 世界のハンセン病との闘い』(明石書店)、『残心』(幻冬舎)などがある。

回復者の文芸作品朗読、
シンポジウムパネリスト

竹下 景子さん

竹下 景子

1953年生まれ、愛知県出身。’73年NHK銀河テレビ小説「波の塔」で本格デビュー。映画「男はつらいよ」のマドンナ役を3度務め、「学校」で第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。また、’07年には舞台「朝焼けのマンハッタン」「海と日傘」で第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。テレビ・舞台などへの出演のほか、国連WFP協会親善大使、京都国立博物館文化大使、C・C・C富良野自然塾インストラクターなど幅広く活動している。

はがきでお申し込みください

はがきに代表者のお名前(ふりがな)、年齢、郵便番号、住所、電話番号、同伴者の人数(4名まで)をご記入の上、下記宛先までお送りください。

〒700-8580
RSK「ハンセン病シンポジウム」係

2017年6月1日より従来52円の通常はがきの郵便料金が62円に改定されます。
6月1日以降の応募の際は、差額分の郵便切手を貼り足していただく必要がありますのでご注意ください。

応募はがき記入例
ご応募ありがとうございました。

なお、イベントについて詳しくはRSK山陽放送企画事業部までお問い合わせください。

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RSK山陽放送 企画事業部 
TEL:086-225-7300
(平日9:00~18:00)
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