2018年11月16日(金) 19:10
療養所建造物が国の登録有形文化財に

療養所建造物が国の登録有形文化財に

瀬戸内市邑久町の長島にある2つのハンセン病療養所に残る建物など10件が、国の登録有形文化財に登録されることになりました。
施設を残すという国の意思表示は、療養所が目指す世界遺産へ弾みになると、関係者は期待しています。

昭和5年、1930年に開園した国立第1号のハンセン病療養所、長島愛生園です。
入所者の風呂場だった「旧日出浴場」です。
1930年に建てられた鉄筋コンクリートの平屋で、昭和の療養所の景観を今に伝えるとして、登録有形文化財のひとつに選ばれました。
外観や構造に価値がある建物などを保護する制度です。
施設が次々と新しくなる療養所において、保存の動きは極めて重要と入所者は話します。
長島愛生園では、歴史館として使われている旧事務本館や、回春寮と呼ばれる旧収容所など、1930年に建てられたあわせて5件が登録有形文化財になります。
一方、もうひとつのハンセン病療養所邑久光明園からも5件が登録有形文化財になります。
入所者の子どもが学ぶために建てられた校舎や、高台にある施設に波止場から物資を引き上げるためのトロッコ軌道などが、貴重な建造物とされました。
今後は、ハンセン病の歴史も含めた「史跡」としての登録を目指し、世界遺産に弾みをつけたい考えです。

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