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中四国のニュース

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2019年9月17日(火) 10:28

【現場から、】10%の暮らし 「駆け込み・・・」ならぬ「後から需要」

 2週間後に迫った消費税引き上げ。私たちの暮らしや消費の現場では、さまざまな異変が起きています。シリーズでお伝えする「現場から、10%の暮らし」。今回は、増税前の「駆け込み」ならぬ「後から需要」の実態に迫りました。

 「(2%でも)たまれば大きいかなぁと」

 男性が山積みにしているのはトイレットペーパー。週末、都内の量販店で始まったのは大規模なセールです。

 増税前の「駆け込み需要」を狙ったもので、家電や日用品など、8%値引きします。女性が、かごに詰め込んでいるのは洗濯用洗剤。こちらの方は、入りきれないほどペット用品をまとめ買いしました。猫もこれなら一安心?

 「お得なうちにまとめて買おうかなと。2〜3か月は持つと思う」

 軽減税率の対象にならない日用品が売れ筋だそうです。

 「リンスとかシャンプーとか、これから上がるもの。いつもは、こんなに買ってないですよ。この3分の1ぐらい」

 増税前に、おなじみの光景となった駆け込み需要。5年前、税率が5%から8%に引き上げられたときは、特に住宅や自動車などで起きていましたが、消費の現場に行ってみると・・・

 「消費増税まで残りおよそ2週間。住宅展示場には客が詰めかけています」(記者)

 都内の住宅展示場。客は契約を急いでいるのかと思いきや・・・

Q.駆け込もうという思いは?
 「お家に関して?いや・・・ないですね・・・」

 「10月を過ぎたらいろんな制度があって、かえって得になる部分もあるのかなって」

 実は10月以降、住宅ローン減税の期間が延長されるほか、「すまい給付金」も最大で50万円まで拡充されるなど、増税後の方がお得な場合も・・・

 「我々としては、そこに期待というのは持っていますね」(パナソニックホームズ 松木重雄さん)

 また、自動車でも減税が実施され、電気自動車など環境に優しい車は10月以降の方がお得になることも・・・。さらに、政府はキャッシュレス決済でのポイント還元など、大盤振る舞いの対策。その結果・・・

 「(今回は)もしかしたら、消費増税後の方が消費が良くなるかもしれません」(大和総研 神田慶司シニアエコノミスト)

 まさに、駆け込み需要ならぬ“後から需要”の兆し。前回の消費増税後に景気が落ち込んだ苦い思い出。これを教訓に、政府は思い切った対策を打ち出したのですが、実はその多くが期限つき。

 「この制度(対策)が終わるとき、その前後で大きな駆け込みと反動が出る可能性」(大和総研 神田慶司シニアエコノミスト)

 景気対策のほとんどは来年末までに終了するため、日本経済への影響が表れるのも“後から”かもしれません。

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