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2017年12月18日(月) 09:37
【現場から、】警察庁新対策、「危険性帯有者」免停であおり防止

【現場から、】警察庁新対策、「危険性帯有者」免停であおり防止

 「なくせ!危険運転」。警察庁は先週、あおり運転による事故を防ぐための新たな対策を明らかにしました。キーワードは「危険性帯有者」という耳慣れない言葉です。

 今年6月に起きた東名高速の夫婦死亡事故。石橋和歩被告(25)は、事故の1か月前にあたる5月にも無理やり停車させたり、相手の車のドアを蹴ったりなどの交通トラブルを一晩に3件も続けて起こしていました。

 「同一人物(石橋被告)が起こしているのが分かれば、もっと防ぐ手だてとか、再発防止ができたのでは」(1件目の交通トラブルの被害者)

 大きな事故につながる前に防ぐ方法はないのでしょうか?

 警察庁は先週金曜日(15日)、新たな対策を明らかにしました。そのキーワードが「危険性帯有者」。将来、事故を起こす可能性が高い人物という意味です。まだ事故にまで至っていない段階でも、「危険性帯有者」に該当すれば、「免許停止」とするよう全国の警察に指示したのです。

 「危険性帯有者」に最大180日の免許停止を認めた道路交通法の規定は、これまで主に薬物常用者対策などに使われていて、去年1年間に免許停止になった674件のうち、“あおり運転”などのケースはわずか6件にとどまっています。

 今回の警察庁の指示について専門家は・・・。
 「これ(道路交通法の規定)を積極的に活用することによって、今後の危険な運転による事故というのは、防げるのではと思います」(交通事故を専門 加茂隆康弁護士)

 その一方で限界もあります。東名事故の1か月前に石橋被告が起こした3件のトラブルについて、山口県警の捜査関係者は「車のドアを蹴って傷をつけた器物損壊の事案だけでも『危険性帯有者』に該当する可能性はある」と話しています。しかし、山口県警が石橋被告を器物損壊の容疑で書類送検したのは今年10月。捜査は、東名事故の件で逮捕される直前までかかりました。

 東名の夫婦死亡事故をきっかけに大きな社会問題となったあおり運転。その対策は簡単ではありませんが、警察庁は今後とも様々な法令や手段を駆使していくとしています。

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