阿部ひろみ

Vol.36 <9月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。

みなさんこんにちは、いかがお過ごしですか?
 最近なんだか岡山弁が少しうまくなったような気がしています。というのも、岡山の人同士でしゃべっている話がわかるようになってきたからです。わからなかった言葉は、たくさんありますが、例をあげると、「えらいの?」と聞かれて「わたし偉くなんかない。」と言ったことや、「どえれぇー」とか「ぼっけぇー」とかは、肝試しにしか使わない言葉だと思っていたりだとか、「きょうてぇ」は、「競艇」のことを話しているのかなぁとか、当初は、まるで外国に来たような気がしました。主人はわたしと話す時は「普通弁!?」なので、スーパーとか地元の人と触れ合う機会がある時は、どきどきしました。「○○円やってください。」と言う言葉にも、はじめの頃は違和感がありました。今はやさしい良い言葉だなぁと思います。まだまだ時々わからない言葉がありますが、イントネーションなどは、たまに東京の友達から「変わった」と言われるので、少しずつ岡山の人になっているような気がしています。

今月は、鏡野町です。平成17年3月1日、鏡野町・奥津町・上斎原村・富村の合併により、新「鏡野町」が誕生しました。旧町村ごとに旅してきました。


鏡野町
「鏡野町・越畑」
 この間、奈良に行って来ました。東大寺/大仏殿、法隆寺と見て、飛鳥村に行って、棚田を描いてきました。でも考えてみたら、棚田なら岡山にもあります。私にとって、田園地帯はどこも美しい景色です。
   
「奥津町・大釣橋」

 津山方面から大釣橋を渡って右手に見えてくる秋津荘は、わたしが生まれる前に上映された映画「秋津温泉」のロケ地だと聞いた。母ぐらいの人に聞くと、東京近辺でも知っている人は多いです。

   
「上斎原村・うたたねの里」
 うたたねの里の景色は、なんだかほっとする。東京での展示会でも人気のある場所になっている。郷愁を誘うというのだろうか。「うたたねの里」というネーミングもいいのかもしれない。
   
「富村・白賀渓谷」
 前回は、扇山だと思われる山を描いた富村、前来た時には気づかなかった白賀渓谷に行った。岡山県内には、渓谷や滝が数々あって、滝見ファンには良いところらしいです。とにかく水がきれいでした。
   
いかがでしたか?今回は、以上になります。
次回は、新「倉敷市」です。
 
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