阿部ひろみ

Vol.34 <7月1日>

岡山県内一市町村ずつ作品を紹介していきます。

みなさんこんにちは、いかがお過ごしですか?
今年の梅雨は、から梅雨でしょうか?ほとんど雨が降らず、田んぼを見ると水がほとんどありません。俳句の季語に使われる「青田風」は、どこへやら。すがすがしいどころか、おたまじゃくしだってせっかく蛙になったのに、水がなくてひからびてしまいそうです。それが理由でしょうか、水を求めて、蛙が、家のお風呂場におりました。そばに川が流れているというのに、なぜ家のお風呂場にいるのでしょうか。見た時は失神しそうになりました。主人によく言われますが、こういう時は「都会っ子」。見るのも怖いし、触ることもできません。このあと、長い棒で義妹が外に逃がしておりました。「やさしい。」東京の下町で見る生き物といえば、桶に金魚を入れて売り歩く金魚屋の金魚や、屋根の上に寝転ぶ猫ぐらいのもの。虫のたぐいでも、本物で見るのはハエや蚊やゴキブリぐらいで、あとは図鑑で見ただけ。自然に触れてないという事は、共存ができないという事、都会暮らしは自然知識に乏しくなります。

さて、今月は新「真庭市」の続き、合併した9町村のうち、4町村の絵を紹介します。


真庭市
「八束・蒜山三座」
 蒜山三座が見える道は、どこを通っても、美しく清々しい。北海道へ行く人の大半は、こういう美しい農道の景色を楽しみに行くのではないかしら?「ここにもあります。」と全国の人たちにアピールしたいですね。
   
「北房・コスモスの咲く頃」

 ここで、何度絵を描いただろう。ずいぶんたくさんの枚数になっているかもしれない。でも描くたびに、コスモスの植えられている種類が違うのです。いろいろな種類のコスモスがあるのですね。特に黄色いのは、知りませんでした。

   
「中和・アルペ山荘」
 津黒高原にあるアルペ山荘は、アルペ自然学校が管理する会員制の山小屋です。この山小屋は、会員さんたちが1年半がかりで作り上げたそうです。昭和59年から運営されているという事ですが、外観からだけですが、よく手入れされてきれいでした。
   
「久世・トンネル桜」
 久世のトンネル桜は、この間、静岡に行った時に描いた「了玄の桜トンネル(静岡県川根町)」に似ています。そこの桜トンネルの横には、SLが走っていて、写真愛好家の姿がたくさん見られました。
   
いかがでしたか?今回は、以上になります。
次回は、新「真庭市」のつづきです。
 
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