阿部ひろみ

Vol.14 <11月1日>
 みなさまこんにちは、いかがお過ごしですか?
 去年の11月から始まって、1年が経ちました。78市町村の旅は、今回を入れてあと3回です。岡山県の旅を通して、嫁いだ時よりもっとますます、岡山県が大好きになり愛着が湧いてきました。空気も果物もおいしいし(やっぱり食いしん坊です)、景色もきれいだし、岡山県で暮らせることは、私にとって財産です。東京にいた頃、昼も夜も空を見上げていました。見上げなくても目線の中に空がある。大好きなお月様とも近しくなれた、そんな気がして嬉しいです。そういえば小さい頃、「あっお月様がついて来る。」と思った事はないですか。この間のお月様は、家まで上がり込んできてしまうのではないかと思えるほど立派で、どこにいても見られている気がするほどでした。ここにいると、四季を目から肌から感じることができる、創作活動にはうってつけです。あ〜ほんとに岡山に住めてうれしいなあと実感する今日この頃です。


備前市 「閑谷学校」
 学校を描こうと思って行ったのに、鶴鳴門を描いてしまった。日本最古の庶民学校で、現在の姿が整ったのは、元禄14年(1701年)だと聞いて、すごいなあとただ感心してしまった。備前焼の瓦葺きがとても美しかったです。
   
御津町 「かながわSAKAGURA」
 建物は新しいけど、とても雰囲気がありました。交差点の近くにあるので描く場所を選んで悩んでいたら、だいぶ遅くなっていた。暗くなる前に早く描かなくちゃとあせったけど、描きはじめたらのんびりとした時を過ごせた。
   
柵原町
    「柵原ふれあい鉱山公園」
 鉱山の歴史がわかる駅舎がそのまま残っていて、電車まである。時は過ぎるけれど思い出は刻まれる。その時代の息吹のような物が、まだそこに残っているような気がしました。だけど人の気配がないという哀愁を感じました。
   
山手村 「角力取山古墳」
 場所から見て、たぶん夕焼けになったらきれいだと思って待っていた。勘があたって、黒松が夕日にとても美しく映えた。そういえば古墳は、昔の人のお墓だなあと描いている時ふと思って、「どうぞ安らかに」とつぶやいた。
   
寄島町 「三郎島」
 あの三つ並んだ島を描くためにあっちからこっちから見てみた。そして青鼻海岸からの眺めが良かったので、そこから描いた。三郎島のどれが一郎さんで、二郎さんで、三郎さんかなと勝手に物語をこしらえて楽しんで描いた。
   
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