当展覧会は終了いたしました。
たくさんのご来場、
ありがとうございました。
科学が発達する以前、人びとは世界のはじまりや成り立ちを理解するために神々の存在に思い至り、神々と人間が織りなす物語によって説明しようとしてきました。
これを私たちは神話と呼んでいます。現代にまで伝わる古代神話は今でも魅力的です。
実際、私たちが親しんでいる現代の小説や映画などにも古代神話とよく似たストーリーのものも多く見られます。古代世界においても現代社会においても神話や物語は、エンターテインメントでもあり、社会的知識や道徳を共有するためのものと考えることもできます。
本展では、ギリシア・ローマからエジプト、メソポタミア、インド、中国、日本にまで至る広大なオリエント世界の神話や物語を、そこに登場する神々や物語の一場面を表現した工芸作品などを展観しながら紹介します。物語を楽しみながら、私たちの暮らしや社会における神話の意味・役割についても改めて考えてみたいと思います。
古代オリエントの神話をヒントに、オリジナルの神キャラや神話をつくって、からくりおもちゃにしちゃおう!
世界の神話に登場する神さまがかるたになった!?
展覧会がもっと楽しくなるかるた大会を開催します!
優勝賞品・参加賞があります。
神さまかるたの頂点に立つのはだれだ?
時間中いつでも、どなたでも参加できるワークショップスペースが特別に朝から登場!
月本 昭男 古代オリエント博物館館長
紀元前2千年紀前半に記された『ギルガメシュ叙事詩』は、ギルガメシュとエンキドゥとの友情を印象深く語っています。後の旧約聖書やホメーロスの叙事詩にも、悲しくも美しい友情が描かれてゆきます。それらは友の死という共通テーマに、それぞれの文化的特色が加えられています。こうした友情物語を、個が自覚され始める人類精神史の一段階として考えてみましょう。
松村 一男 和光大学教授
科学が発展する以前、ひとびとは世界の仕組みやもののはじまりについてさまざまに考え、物語として語り伝えてきました。それを私たちは神話と呼んでいます。世界のはじまり、人間の誕生と死のはじまり、そして火や食べ物のはじまりなど、世界のはじまりの物語をみながら、神話のはじまりを人類の誕生と移動の旅から考えてみましょう。
入館料 | 一般 | 65歳以上の方、 大学生、高校生 |
小中学生 |
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当日 | 1,000円 | 800円 | 500円 |
前売 | 800円 | 600円 | × |
抽選で20名様にプレゼント!
応募締切:2017年8月20日(日) 23:55
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