番組審議会

<第682回審議会概要>
■開催日時 令和元年9月11日(水)
■場所 RSK山陽放送本社会議室
■議事の概要 紙上参加を含めて10人の委員が出席して開かれ、TBSを中心とするネット番組についてジャンルごとの番組批評が行われた。

▽報道・ニュース・ドキュメンタリー番組
「世界遺産」ピレネー山脈・アンドラ公国を取り上げた回
ドローンを使うなど映像は素晴らしい。30分は短すぎる。
風景描写にとらわれすぎて歴史的背景が描き切れていない。
「Nスタ」京急本線列車事故当日のニュース
悲惨な映像を届けることに終始している部分がある。その事故でどのような影響が出ているのか、代替輸送がどのように行われているかを表示するだけでも役立つ人がいると思う。
「ニュース全般」について
いろいろな角度・視点から報道すること、視聴者に多様性を伝えることがマスコミの使命ではないか。
台風や災害報道などで「東京ローカル情報」ばかりを重視するのではなく、飛行機の地方便への影響など「地方の関心事」の扱いも考えてほしい。

▽情報系番組
「ひるおび!」参院選開票日翌日の回
参議院選挙の翌日だったが、吉本興業の社長会見にばかり注目していた。選挙結果も伝えるべき。放送する内容の選択はもっと平均的にしてほしい。
「あさチャン!」台風15号関東直撃の翌日の回
台風の中での中継はとても危なく感じた。わざわざ人が中継しなくても視聴者に伝わる方法があるのではないか。
「サンデーモーニング」番組全般について
番組内容が偏っている気がする。もっとフラットに伝えてもらいたい。
「がっちりマンデー」番組全般について
消費者が普段生活していては手に入らない、新しいサービスや事業をわかり易く紹介する番組作りは素晴らしい。

などの意見があった。