番組審議会

<第664回審議会概要>
■開催日時 平成29年11月8日(水)
■場所 山陽放送本社会議室
■議事の概要 9人の委員が出席し、山陽放送の自社制作番組について番組批評が行われた。

テレビは「苅谷俊介が伝える 古代吉備の栄光」
(10月7日放送)
▽鬼ノ城を中心に古代吉備の歴史ロマンを一般にわかりやすく構成し、うまくまとめていた。
▽俳優の起用により親しみやすく、他の地域の人や考古学になじみのない人にも興味を抱かせ、現地に行ってみたいと思わせてくれた。
▽卓越したカメラワークによる映像、番組構成、専門家に監修された史実など、60周年記念にふさわしい優れた番組だった。
▽なぜ苅谷さんがここまで歴史や考古学に打ち込んだのかなどの紹介があっても良かった。
▽内容が豊富だっただけに、30分番組ではもったいなかった。

ラジオは「演歌春秋」(10月16日放送)
▽ラジオならではの熟年世代に向けた音楽番組で、聴きやすい。
▽中尾アナのリスナーやゲストとの掛け合いは味わい深くさすがだ。
▽歌唱力のある歌手を中心にした選曲で、何よりフルコーラスを聞かせてくれるのがうれしい。
▽演歌・あの頃・懐かしの昭和ではなく、今の歌謡曲を掴み取って聴かせる番組で、熟年のカラオケファンをうならせる。
▽お便り紹介など、2時間の生放送によるリスナーとの共有感、距離感がこの番組を長く支えているようだ。

などの意見があった。