番組審議会

<第658回審議会概要>
■開催日時 平成29年4月12日(水)
■場所 山陽放送本社会議室
■議事の概要 紙上参加を含む10人の委員が出席して開かれ、引き続き谷一委員が委員長、日下委員が新たに副委員長に選出された。
まず、局よりテレビ・ラジオの4月番組改編と、昨年10月から今年3月までのテレビ放送の番組種別についての報告が行われた。

番組批評は山陽放送の自社制作番組について行われ、
テレビでは、
▽「RSK地域スペシャル メッセージ」は、百ます計算の陰山メソッドでの学校改革など、岡山県の抱える教育問題や地元エリアの農業や経済、医療などの課題や取組など、全国にも通用するテーマを毎回丁寧に取材している。構成やカメラワークもしっかりしていて、安心して見られる。
▽「RSKイブニングニュース」は、男性キャスターが交代したが、しっかり頑張っていて新鮮だ。高齢者の自動車免許更新の事情など、岡山・香川のタイムリーなニュースをよく掘り起こしている。
▽「Voice愛(ラブ)」(4/5放送分)は、岡山・香川の激安グルメを独自の情報でうまく取り上げ、視聴者の参考になる。両アナウンサーの印象もよく、食文化と地域情報をうまくからませている。今後、中高年向けのヘルシー料理の特集があってもいいのではないか。
▽「RSKイブニング5時」は出演者が一新されたが、日々の情報が新鮮で、丁寧に伝えてくれるいい番組だ。エリアのことを視聴者へどう伝えるかという工夫が見られ、期待している。
▽「教育のまち 和気町の挑戦」は素晴らしい取組だったが、教育問題は今後も継続的に取り上げていってほしい。

ラジオでは、
▽「朝耳らじお」は、石田、滝沢のベテランアナウンサーの復帰で、安定感があり落ち着いて聴ける。天気、ニュース、季節にちなんだ話題のコーナーなど、情報番組として聴きごたえがある。
▽「せとうち企業セレクション」(4/9放送分)は、産業廃棄物関連の企業を取り上げていたが、短い番組の中で簡潔に企業を紹介し、しっかりとした経営理念と社会貢献への抱負を聞き出していた。石田アナの卓越したインタビューが光る。地域の企業を今後も応援していってほしい。
▽「表町LIVE! あも~れ!マッタリーノ」は、表町商店街に誕生したサテスタ「RSKらじお本舗」からの生放送で、地域活性の意味からも期待している。ラジオならではのアナウンサーの話術で、いい話題やほっこりするネタを伝えていってほしい。

などの意見があった。