番組審議会

<第655回審議会概要>
■開催日時 平成28年12月14日(水)
■場所 山陽放送本社会議室
■議事の概要 12月14日(水)開かれ、紙上参加を含めて10人の委員全員が出席。
まず谷一委員長より、11月25日開催されたJNN系列放送番組審議会近畿中四国地区協議会の報告が行われた。
つづいて、山陽放送の自社制作番組について番組批評が行われた。

テレビは「心ひとつ 秋空に舞う黄金色~さぬき豊浜ちょうさ祭~」(11月20日放送)
▽きらびやかな絵巻物のようで、勇壮な祭りを見ごたえのある映像で仕上げた見事な番組だった。
▽「ちょうさ祭」に情熱をかける地域コミュニティーの盛り上がりと男たちの絆をこの番組がうまく描いていた。
▽カメラワークが抜群で、祭りの意義やしきたり、専門的な用語も丁寧に解説されていて、まさに記憶にのこる番組で、RSKの真骨頂であった。
▽この祭りを維持するには人口減少や経済的な問題などもあると思うが、祭りを支える裏舞台の背景なども欲しかった。

ラジオは「あも~れ!マッタリーノ」(11月24日放送)
▽軽妙な二人のアナウンサーのおしゃべりと音楽は、肩の凝らない楽しい番組だ。
▽奥富アナは長時間リラックスして聞きやすく、わかりにくい字の説明など、ラジオならではのフォローは抜群だ。
▽横仙歌舞伎の情報は非常に勉強になる話題で、取り上げ方も良かったが、一節ぐらい音源があればなお良かった。
▽商品情報などもうまく番組に折り込んでいけば、地域の伝統・文化・経済情報などを盛り込んだ優れた生活情報番組になるのではないか。

などの意見があった。