廣田和浩

技術者として
放送と通信のこれからを支える

廣田 和浩

技術局 送信部

2008年入社

新しい何かが生まれるときに
技術でサポート。

取材日:2017年1月

放送と通信の融合に向け、
技術力を活かす

コンピューター

技術系を目指す人はメーカーへの就職希望が多いと思いますが、放送業界にも活躍の場はあります。工学部出身の私がこの業界を志望したのは、地デジがスタートしたタイミングだったこともあり「なにかおもしろそうな仕事ができるのではないか」という興味から。その中でもRSKを選んだのは、地方局だからこそより多くのことに携われ、自分のやりたいことにもチャレンジしやすいのではないかと考えたからです。そして、ラジオもやっているという点も魅力でした。それだけ技術を活かす可能性が広がりますから。

昨年まで、私は送出部という一般の方には耳慣れない部署にいました。簡単に言えば、テレビ・ラジオのオンエアが放送品質を満たしているかをチェックしたり、正常に放送ができるよう機器の保守を行ったりするのが主な業務。また、テレビ・ラジオだけでなくインターネットを活用したシステムの開発等にも関わりました。すでにRadikoではラジオをインターネットで聴くようになっていますし、テレビとタブレットをつないで双方向で情報を発信したり番組を作り上げたりする取り組みも行われています。こうした放送と通信の融合をはじめとして何かが変わるというときこそ、私たちの本領発揮なのです。

独自のシステムで
放送文化基金賞を獲得

コンピューター

現在入社して最初に配属された送信部に戻っています。同じ技術系ですが、こちらは社外での作業がメイン。RSKの放送エリアにある送信所や中継局の保守管理を行う部署です。そういった設備は山の上や島などにも多くあるため、車の入らない山道を歩いて機材を運び入れ、作業することもあります。役割は異なりますが、どちらも放送を無事に届けるためには大切な技術系の仕事です。

プログラミング

異動することにより、同期をはじめとする他部署の人との接点も増え、何気ない会話から新しいアイデアにつながったものもありました。実はそのひとつが、放送文化基金賞を受賞しました。放送されたCMや番組などを、いろいろな放送用データとあわせて保存し、PCで検索することができるオリジナルのシステムですが、RSKの社員が必要とする機能の搭載で、各部署の作業効率アップに技術面で貢献できたと思っています。

たとえば営業や制作の人たちが企画を立ち上げるための資料として「この会社の昨年末のCMを確認したい」と思えば、その検索ワードを入れるだけで自分の席で見ることができます。また、東京や大阪などエリア外の支社では自社制作のCMや番組をリアルタイムで見ることができませんでしたが、このシステムで放送直後から見ることができるようになり、支社での営業活動にも活用されています。
こういうシステム作りを実現できたのも「RSKだからこそ!」かもしれません。志が高ければひとりの意見でも取り上げられ、その実現のために協力してくれる会社なんです。

大学・大学院で極めた
専門性を私たちの仕事に

ミキサー

私は学生時代に物理的なシミュレーションなどを行っていましたが、プログラミングなどは苦手で、これを仕事に活かすことなどないだろうと思っていました。ところが、その知識が仕事に役立ったのですから何が幸いするかわからないものです。

放送局の技術なら無線の知識を持った人がいいだろうという漠然としたイメージがあるものですが、それを専門に学んだ人に限定して求めているわけではありません。むしろ、機械、情報、化学など、放送局とは直接関係なく思える専門性が活きることもあり、企画や開発のためには私たちが持っていない新鮮な知識や情報こそ必要だと思うのです。

ですから、就職のための資格をと考えるより、学生のあなたが今勉強していることを最後までやり遂げてほしい。必要な資格は入社後に取得することもできます。私たちが知らないことをしっかりと身につけて入社してきてください。
2021年には放送の心臓部であるマスターを更新することになっています。大きな変わり目が体験できるはずです。