滝沢忠孝の「CHEER UP!」

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2009年08月

露、梅雨、つゆ・・・

アクセントの話…
例えば “箸”と“橋”、“雨”と“飴”、剣道と県道、司会と歯科医…
耳で聞いただけで区別がつくように アクセントがある。
頭高(あたまだか)・中高(なかだか)・尾高(おだか)に平板(へいばん)
日本語発音アクセント辞典には、発音記号が決められているのだ。
例えば“箸”は、あたまの“は”にアクセントがくる頭高
“橋”は“し”にアクセントが来るので尾高、もうひとつ“端”は平板だ。
自動車の運転と違って、アナウンサーという仕事に免許証はないから、
中には入社した後にアクセントを一から勉強するというアナウンサーの卵もいて、
原稿の一字一句 アクセントを調べている。 当たり前のこととはいえ真剣だ。
ところで・・・
同じようにマイクに向かう記者や気象予報士の使う“梅雨”のアクセントが
最近気になって仕方ない。 先日、同僚のアナウンサーも言っていたので
気になっているのは 僕だけではないようだ。
「梅雨があけた」という場合 アクセントは平板でなければおかしいのに
つゆの“ゆ”が立つ。 さすがに“つゆ(露)があけた”と頭高で読む人はいないが、
こっちの局も、あっちの局もだったりするのはどうしたことか…
気象予報士なら致しかたない(?)にしても、アナウンサーと呼ばれる人も・・・

ほかにも 数字のアクセント、とくに 13、15、19がみな平板だったり
二月、四月、夏、冬が頭高になるなど、基本がでたらめなのだ。
『言葉は生き物だから(アクセントも)時代とともに形を変える…』ということもあるかも知れないが、
少なくとも言葉のプロ(であるはず)のアナウンサーが、率先してはいけない。

『意味が通じればいいんだ。 それよりも もっと大事なことがある…』という。
確かに、しゃべり手として大事なことは ほかにもいっぱいある。
でも、初めての海外旅行じゃないんだから 『意味が通じれば…』はないだろう。
アクセントはもちろん、細かなこともきちんと身に着いた人をプロと呼ぶのではないか…。

中国地方の梅雨明け間近・・・
“つゆ”を中高で読むアナウンサーを見ると “目くじら”ならぬ“耳くじら”と“腹”が立つ。

日時: 2009年08月01日 13:38

“中流”の仲間入り…

今は当たり前だが、電車もバスもタクシーも・・・
  クーラーがなかった時代を ご存知だろうか?

自家用車でもクーラーのついている車は珍しく
“冷房車”なんてシールをわざわざ窓ガラスに貼っていた。
車の運転席と助手席には三角窓があり、
そこからの風が頼りだったので、渋滞なんぞに巻き込まれようものなら 
  ・・・ご想像いただけるだろう。
もっとも、後年かなり冷房車が増えてきた頃に、
やせ我慢して窓を全部締め切り、涼しい顔をして(?)格好つけたりしたこともあるが・・・

我が家(社宅)にクーラーが付いたのは、小学校高学年の頃。
付いたといっても 
昼間は居間、夜は布団を敷いて両親の寝室となる六畳間のみで
スイッチが入るのは 親父がいる時と寝苦しい夜だけ…
クーラーを入れる時は家中の窓を閉めたので
首振り扇風機で風を送っても 子供部屋は暑く
仕方なく網戸にすると ベランダからは室外機の熱気が入ってきた。
  それでも なんか嬉しかった・・・

そういえば、三角窓の付いた1100CCマイカーが来たのもその頃で
我が家も やっと“中流”の仲間入りをしたような 
                         そんな気がしたのだ・・・

日時: 2009年08月08日 13:03

“充電”と“放電”…

杏林大学外国語学部の金田一秀穂教授のお話に、
“言葉の力”というくだりがあった。
“お刺し身”と聴いただけで「おッ今夜はご馳走…?」、それに「とれたてのピチピチ」とか
「新鮮な…」がついたりすると、よーし頑張って仕事を片付けて、早く帰ろう…という気にもなる。
・・・が、
おなじ魚でも「さっきまで生きていたんだけど…死んだばかりの魚の生肉」と言われたら・・・
肉でもそうで・・・
“肉汁がジュワーッ”、リポーターが『もうジューシー(14)を通り越して15,16や!』
なんて場面があると、もう聴いているだけでお腹が鳴るという人もいるでしょう。
でも、肉汁って牛のリンパ液、体液ですから・・・(笑)
『牛の体液がドクドクあふれています』  『・・・』
おなじものでもこんなに違ってくる。それは“言葉の力”という話だった。
母親の『痛いの痛いの 飛んでいけぇ~』も“言葉の力”の効き目があると言う。

    『確かにそうだ・・・』と思いながら考えた。

たとえば、『夏休みに海外旅行かぁ… よ~し、思いっきり充電して来いよ』と言われると、
休み明けで職場に戻ったときに、休み前より気力も体力も充実していなくてはいけない…
かのようだ。
『そうかぁ・・・それじゃあ思いっきり放電して来い・・・』と、言われたらどうだろう。
きっと心身ともにくつろぎ リフレッシュして帰ってくるのではないだろうか・・・

    言葉は“使い方”によってずいぶん違ってくる。


ところで…
外でビールを頼むとき、僕は必ずビールの前に“おいしい”をつけ、
        『おいしいキリンビール下さい』と言う。

  『はい!おいしいキリンビール お待たせしましたぁ』
      ・・・なんて運ばれてくると もうご機嫌。
                    ビールがいっそうおいしくなる   
                                   ・・・間違いない。

   *“キリン乾杯おかやま”では、今ビアパーティーの参加者を募集しています。
    詳しくは、キリンビールのHP、地域イベント情報の岡山をクリックしてみて下さい。

日時: 2009年08月15日 13:26

材料と愛社精神

・・・あるハンバーガ屋さんの話だ。

客を待たす時間は3分30秒以内。
行列は作ら(せ)ない…を徹底させたという。
そして話は、
店で働くアルバイトも含めた社員(クルー)に及んだ。

“社員(クルー)の満足度が+(上がる)と→離職率が-(下がる)
離職率が-(下がる)と→顧客満足度が↑上がる
顧客満足度が+(上がる)と→売り上げが+(伸びる)”というのだ。

+に-、→印と どこかのマニフェストの表紙みたいだが、
すべては社員(クルー)の満足度から始まる…
だから いい人材の確保こそが課題で、
その会社は、クルーの育成、教育に一番投資しているという。
なるほど、さすが世界的不景気(…といわれる)時代にあっても
売り上げを伸ばす会社には、それなりの“実は・・・”があるというが、
大切なことは “クルーの満足度”で
それによって売り上げも左右するという話だった。

“今さら何を…”と思われるかも知れないが、問題は
その“今さら・・・”をまじめに考えて、実行しているかどうかだ。
そういえばこの国でも、
かつて 人材の“ザイ”は財産の“財”といわれたことがあった。
最近は派遣社員にかかる経費は“材料費”として括られるのだとか…

  情けない時代になったものだ。
          材料は材料・・・  “愛社精神”など あるはずがない。

日時: 2009年08月22日 13:27

時代を先取り?流行MONタッキー

中世において 眼鏡は知識と教養の象徴だった…とか、
だからというわけではないが、中学2年の頃 眼鏡にあこがれた。
もっともその頃学生の眼鏡といえば、セルロイドの黒縁が定番だったが
眼鏡をかけると“賢そうに見える…”と思っていた。
念願叶って(?) ある日“仮性近視”と診断され
「しめた。これでいよいよ眼鏡がかけられる…」と思ったが、
さにあらんや・・・
通院のたびに注射(ビタミン剤か?)され、ベランダから毎日
遠くの森や、夜の星を見ていたら・・・治ってしまったのだ。
それからは、たまにファッショングラス(ダテ眼鏡)やサングラスを
かけるくらいで、考えてみればありがたいことだが 眼鏡は無用だった。
ところが・・・

平成8年の4月28日(GW前)に、ノートパソコンを買った。
そして、8年後の平成16年11月29日に 目出度く眼鏡に度が入った。
ノートパソコンには何の責任もないのだが、ほかに思い当たることはない。
それからだ・・・
車を運転するとき、街を歩くとき、カラオケで歌うときには眼鏡が必要となる。

テレビで“流行MON倶楽部”という番組を担当することになり、
話題になれば…と、メガネフレームを毎回変えて出演したのもその頃だ。
今でこそ“メガネ美人”とか“メガネ男子”が話題だが、当時は時代を先取りしていた(つもり)。
おかげで所有するメガネは(付き合いも含め…)かなりの数になり
アイウエアーとして楽しんでいる。

そんな、今ではメガネ大好き人間の私が、9月から毎週月曜日の夕方18:15~(5分間)
メガネの話題や、とって置きのお買い得情報をお伝えする「新コーナー」が始まる。
ちょいと気恥ずかしいのだが…
       題して「タッキー・三城のすてきなグラスメイト」
メガネを買おう、かけかえよう…とお考えのあなたに 是非お聴きいただきたいのです。

日時: 2009年08月29日 13:17

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